体がイヴィル化したラファエルとエイミは、東欧の地の城に隠れ住んでいた。その地で、ラファエルは世の中とかかわれない、体となったエイミのために、世界を作り変える計画を立てる。
世界をイヴィル化し尽くす計画は、近くの村から、少しずつ、順調に進められた。だがある時、イヴィル化した民衆の一部が「聖石」なる石の力で、正気を取り戻すという事件が起こる。
その力に自分の計画に対する脅威を感じたラファエルは、「聖石」の正体を突き止め破壊するために、旅立ちを決心する。
「エイミ、私はしばらく戻らぬが、良い子にしているんだよ」
最愛なる者に別れを告げたラファエルは、下界へと降りて行った。
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